そんな訳で「一社目」

面接終了ー。
今日は実技なし。


受験者は自分を含めて東京から一人、福岡から一人で計三人。
自分以外のファイルを面接官が見ているのをチラ見して、その画力の差に激しく落ち込む&焦る。
面接官からの質問が想像していたよりも遥かに少なかったことに拍子抜け。金銭面のことぐらいだった気がする。
ファイルでできた他者との差を挽回せねばと必死に質問を繰り出す。三人の中では圧倒的に自分のターンが多かった。というか多すぎたか?とにかくそれくらい質問した。


面接後、作画フロアを見学させてもらう。
スタッフ兼来客用靴箱に「実原登」の名前があってビビる。危うく自分の靴を入れるところだった。
「ef-a tale of memories.」の原画作業中の机を覗かせてもらい「ウホ、千尋千尋だ〜♪」と心の内で変態な自分が踊り回る。具体的に何話なのか聞かなかったことに少し後悔。もっとアクティブに行きたかったけど作業中の方々に迷惑をかけるのも申し訳ないのであまり質問は重ねなかった。


スタジオを出てからファイルのレベルが一番高かったであろう福岡の女子とマックで昼飯を食べながらお互いのファイルを見せ合う。
一枚の中の密度の濃さ、時間の掛からなさにただただため息だけがこぼれ続ける。所要時間がテレビ見ながら一時間ってどんだけー(簡単に言うなら彼女が15分で描いた絵は自分なら1時間半は掛かる)
「まぁ中一から描いてたらこれだけ描けるのは当然だよねウンウン」と無理矢理自分を納得させる。
でもやっぱり落ち込みは加減は大きくなっていくばかり。


帰りの電車では彼女が先に下車。
どうやら携帯を持っていないらしく、連絡先の交換は無し。
でも前回のツアーで会話を交わしたのにも関わらず連絡先を交換しなかった男子も同じ福岡校らしいので、番号とアドレスを書いたメモを渡してくれるよう彼女に託した。


そんな訳で帰宅して今に至る。
明日は「振り向き作画」の試験付きの面接。
扱ってる作品のキャラを毎回出してくるらしいが、だとすると「プ○ズムアーク」のキャラクターだろうか?見てないからわからないだろうなぁ(汗)