絶対少年

第26話「頼りなく豊かな冬の終わり」

いよいよ最終回。予想よりも遥かに会話劇だった。まぁこのアニメはそういうものだったと改めて実感。
それぞれ3組に分かれて会話劇。そして少しだけ成長した彼らは、それぞれが各々に各々の問題を徐々に解決していく。
まっきーはやっぱり一番成長していた気がする。りえぞーの「女の子だったらよかったのに」は意味深。フラグなのかな。
成基と希紗は「選ぶ・選べない」で会話が進行。希紗にだって選択のシーンは沢山あったと言う成基。これからだったどうにでも転べる、と。
最も物語の根底を語っていたのは歩・須河原の組。事実は1つだけだが、真実は人の数だけあるという。彼らは対立しているわけではない。光と影は共にあって、2つで1つ。
まっきーの「思いは、形になるんだよ」には鳥肌が立った。なるほどそうか、と。え?こんなとき、単純ってのは強みですな(笑)マテリアルは両方とも誰かの思いが具現化された、行き場を失い物に宿ったもの。それらはそれらの決められた時期に集合し、プラスとマイナスを元のゼロに戻すためにぶつかりあう。
巨大な物体はやはりイーブル。そして大量のフェアリーがそれを消失させていく。
美佳姉と美紀が電話。あ、写真に美玖の足が。声が欲しいよぉ(泣)
希紗は歩と風呂電話。わっくん座敷童子説。
そしてりえぞーと希紗が登校。希紗の明るい笑い声。母に「変な笑い声〜」と指摘された。ヤツの居る場所で最終回を見たのは失敗だった(泣)
とにかくオレは不満無し!の最終回だった。まぁ色々と批評も食らっているみたいだけれど、オレ的には大変満足できました。こういう終わり方なんだよ、絶対少年ってのは。
最後は次回予告の3匹がそれぞれのキャストの本来の役柄のところへと戻っていった。そして明るく「おしまい♪」。いやぁ、この3匹には最後まで癒されっぱなしでしたなぁ。彼らの存在なくして絶対少年は語れない、と大げさなことを言ってみる。